「フランス好きの集まり」の第6弾 Vol.1 仏文の友達のぶよさん〜フランスワーキングホリデー〜

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Bonjour(ボンジュール).
C’est Monsieur A(セ ムシュー ア).

 

 

「フランス好きの集まり」の第6弾 Vol.1は、 Monsieur Aの大学時代の仏文の友達「のぶよさん(@taisuke5696)」。のぶよさんは大学を卒業してから、旅行会社で1年間働いて、パリにワーキングホリデーに行きました。(因みに外見からはわからないけれど、のぶよは大学を特待生枠で入る秀才、Monsieur Aにとっては、大学時代憧れの存在でした!)

 

今回は、そんなのぶよさんのパリでのワーキングホリデーについてインタビューしていきたいと思います。フランス語を勉強している方々への就職や将来設計の役に立てばと思い記事を書いています。

 

 

1, フランスへのワーキングホリデーについて

 

Monsieur A
なぜ大学卒業後、フランスにワーキングホリデーに行こうと思ったの?

 

のぶよ

大学の時に言葉を勉強していたし、英語圏の留学はありきたりだから気が向かなかったんだよ。フランスのイメージはよかったし、英語への嫌悪感が強かったから、フランス語を勉強することにした。性格上大学を卒業して会社員になると思っていなかったから、お金を貯めるために1年だけ旅行会社で仕事をしたんだ。

 

大学の卒業式までは、就職も決まってなかったし、将来のことも全く考えていなかったよ。たまたま4月2日にみつけた求人情報から一番上にある旅行会社に応募したら受かったんだよ。仕事自体は面白くはなかったけど、ストレスはなかったよ。

 

その間に、日本語教師になる資格の勉強をしていたんだよ。海外に行くなら日本食レストランで働くのは嫌だったし、それなら資格が必要と思ったんだ。元々言語が好きだったので、言葉を通して文化を伝えられる仕事をしてみたかった。

 

日本語教師の資格を取るにあたっては、資格スクールに通わず、独学で勉強した。合格率は10パーセントもない難関資格だったよ。60万円ほどスクールにお金を払うと取れる資格だけれど、留学費を貯めたかったので頑張って独学でがんばってみたよ。

 

 

2, フランスへのワーキングホリデーの手続きについて

 

Monsieur A
フランスへのワーキングホリデーの手続きって難しそうだけど、実際のところどうなの?

 

のぶよ

フランスへのワーキングホリデーの手続きは、試験や抽選もないけど、書類の手続きがとても大変だったよ。今はどうなっているかわからないけれど、2013年の時点では、東京にあるフランス大使館まで行って面接をし、動機作文を書いた記憶があるよ。他の国にくらべると少し書類の手続きは煩雑だけど、その書類さえそろえて大使館に行けばワーキングホリデーに行けたので誰でも行きたいと思えば行けるし、チャレンジしてみてほしい。

 

 

3, フランスでのワーキングホリデーの生活について

 

Monsieur A
フランスでの生活はどうだった?

 

のぶよ

仏文でフランス語を勉強していたけれど、言語に関しての論文に力を入れていたよ。実際にフランスに行って、わからないことが多かったので、初めは語学学校に行くことに決めたんだよ。行き先としては、王道のパリではなく、リヨンを選んでみた。みんなが選ぶパリはあまり選びたくなかったので、思いつきでリヨンを選んだんだ。2ヶ月弱の間、リヨンにある語学学校に午前中だけ通っていて月々600−700ユーロぐらいだったと思う。リヨンはちょうど良い都会で自然も近いので、住み心地が良かった。パリと比較しても人口が少ないし、親切な人も多かったのでとても気に入っている。

 

Monsieur A
学校終わってから何してたの?

 

のぶよ
ランゲージエクスチェンジの制度を利用して、フランス語をひたすら勉強したことを覚えている。語学学校の期間が終わった後は、折角ヨーロッパにいたのでいろいろな国に旅行した。アイスランドや北欧や東ヨーロッパを2ヶ月ぐらいかけて廻ってみたんだ。実際にフランス語に興味はあったけど、フランスという国はどうしても好きにはなれなかっただ。なぜならフランスでいるといつまでたったも外国人は外国人として扱われるので居心地がよくなかったんだ。旅行に行った後は、パリで日本語の先生の求人があったのでパリに行くことにした。そして、半年ぐらいパリに住むことにしたんだ。

 

でもやっぱりパリはどうしても好きにはなれなかった。パリには知り合いもいなかったし、家と仕事の往復だったので、日本の生活と変わらない気がしていたんだ。学校の先生は、授業のコマ数で給与が決まるので物価の高いパリで生活するのは厳しかったんだ。だから、カフェでギャルソンとしてアルバイトもしていた。カフェでの仕事では、現地の人が使うフランス語にとまどったんだ。キッチンの人から「coulis(ピュレ状のソース)」を取ってと怒鳴られることもあり、いまでもパリにはそんなによいイメージは持っていない・・・。

 

 

4,パリの印象について

 

Monsieur A
今改めてパリへ持つ印象は?

 

のぶよ

パリにいたのは、23歳の時だったね。まだ美術や歴史や建築に興味をそこまで持っていなかったので、楽しむことができなかったなぁ〜。お金がなければパリでは楽しむことが難しいので、沢山貯金をしてからパリでの生活を楽しむことをオススメするよ。

 

ただ、パリの人は冷たいっていうけど、それほど差別などは感じなかったよ。その面は良い印象に変わったんだ。

 

 

 

 

今回は、Monsieur Aのインタビューにお答え頂きありがとうございました。今はジョージアで生活をしているのぶよさんですが、パリへのワーキングホリデーを経て、カナダ・ポルトガルでワーキングホリデイをし、現在も世界中を旅しているそうなんです。ひとつの記事に纏めるのは難しかったので2記事に分けて紹介していこうと思っております。是非参考になれば幸いです。

 

 

この「フランス好きの集まり」のカテゴリーでは、フランス好きの多くの方へ「フランスに関わり活躍されている方がこんなにもいるんだ!」ということを届けていければと願っています。Monsieur Aのブログへ記事を投稿してみたい方はお気軽にご連絡ください。

 

 

のぶよさん(@taisuke5696)には、Monsieur Aのインタビュー記事も書いてもらっていたりします。のぶよさんのTwitterも世界の事情が知れて面白いです!!

 

 

 

 

 

 

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記事を読んでくださりありがとうございました。できればシェアやコメントもよろしくお願いします!では、A la prochaine🙂

 

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