フランス人の友達を京都観光案内

Monsieur Aのフランス人ガイド日記

 

 

Bonjour(ボンジュール).
C’est Monsieur A(セ ムシュー ア).

 

 

ゴールデンウィーク中に北九州に居た時に知り合ったフランス人の友達が京都に来るというので案内して来ました。北九州で知り合った友達は、今千葉で6ヶ月間日本メーカーで研修を受けていて、その高校時代のフランス人の友達が日本に遊びに来ていました。

 

 

その高校時代の友達がイギリスに留学しているので、イギリス人の友達とJRパスを利用して日本を周遊していました。
昨日その3人が京都に来ると連絡が来たので、案内をしていました。最近は、ボランティアガイドのセミナーへ参加したり、京都についての本を読んだりしているので、その知識を存分に活かして京都の魅力をフランス語と英語を使って伝えられる様努めました。

 

 

昼頃に四条で待ち合わせをして、錦市場で昼食をとりました。
錦市場は、京都の食材が集まる歴史のある場所で、カラフルな天井は食材をより良く見えるようにしているみたいです。

 

錦市場のフランス語で書いた記事→https://www.monsieura.net/marche-nishiki/

 

 

 

 

京都の食といえば、夏は鮎や京野菜、冬は蟹やハモなどが有名です。京都は海から離れているので、川魚の鮎、そして、鱧は生命力がある魚なので瀬戸内海でとって京都まで運んだという歴史があります。

 

 

そして、伏見辺りは月桂冠や黄桜など日本を代表する日本酒メーカーがあり、私自身今年初めて蔵出しに行って聞いたのですが、あの辺りには琵琶湖ほどの地下水が眠っているみたいです。

 

 

三方を山で囲われた京都には、長い年月をかけてろ過された上質な水があり、其れが伏見辺りに貯水されているという事です。大山崎にはサントリーの工場もあったり納得ですね。

 

 

錦市場では、日本酒を試飲できたり、ちりめんじゃこや鮎の佃煮や鱧寿司、刺身などフランス人の友達に紹介しましたが、本当に喜んでいました。目を見開いて「C’est bon !」と言ってくれるので、嬉しかったです。

 

 

そのあとはフィルムのカメラが好きみたいだったので河原町にあるカメラ屋さんへ行き、八阪神社から高台寺を通り清水寺へ向かいました。京都の仏閣は、5時ぐらいまでに閉まってしまいますが、清水寺は6時半に閉まるので此処を最後に持って行くとボランティアのセミナーで習ったので実践してみました。

 

 

 

 

清水寺へ行った後は一緒にラーメンを食べに行きました。京都は出汁の文化が発展しており、あまりイメージのない方もいらっしゃると思いますが、一乗寺なんかはラーメンがとても有名です。

 

 

ラーメンを食べた後は、日本文化を体験して欲しかったので、船岡温泉という歴史の深い銭湯へ連れて行きました。裸でみんなでお風呂に入るということは初めてだったみたいで抵抗はあったみたいですが、相当気に入ってくれました。船岡温泉は、温泉だけでなく彫刻や京都らしい壁紙なんかもあるのでオススメです。また、年中無休で夜の一時ぐらいまで空いているので時間も気にせずオッケーです。

 

そして、鞍馬口まで歩いて京都駅で解散しました。本当は、三十三間堂やトリップアドバイザーで有名な伏見稲荷、金閣周辺、時間があれば嵯峨野の方まで案内したいところですが、時間が足りません。京都は、南北8キロ、東西8キロほどの小さい街ですが、文化が詰まりすぎていて何日あっても見尽くせないとても深い街なのです。

 

 

私自身もそんな京都の魅力にどっぷり浸かり、まだまだ知るために前向きな姿勢で勉強していきたいと思います。

 

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では、A la prochaine 🙂